臨死体験から見た自分の姿

臨死体験から見た自分の姿

 

私が、ヨーガや鍼灸、健康に生きる道を選んだきっかけが臨死体験でした。

 

 

恥ずかしながら、20〜30歳代の頃は女優を目指しておりました。

 

舞台の稽古期間中に子宮から原因不明の大量出血が起こり、臨死状態になったわけです。

 

 

友達の家に泊まったその日、朝起きて、トイレに行くと

吹き出るように血が飛び出たのです。

 

 

生理にしてはひどい出血で、友達の家の絨毯を汚してしまうくらいでした。

 

 

すぐ近くの病院で診てもらいましたが、子宮に問題ないので

そのまま帰ることになりました。

 

 

電車に乗り、座席に座っていましたが、ゴボゴボと

出血しているのがわかりました。

 

 

何かがおかしい!

 

 

なんとか歩いて家にたどり着くと、倒れてしまい

動けない状態になったのです。

 

 

「やばい!このままだと死ぬ!!」

 

 

119番に初めてのダイアル

 

 

当時、大阪から東京に引っ越したばかりだったのですが、

大阪の舞台のため、知り合いの家に宿泊していたのです。

 

 

家の住所がわからない!

 

 

私一人で今日は誰も来ない!

 

 

このままでは死ぬ!

 

 

江坂町のマンション名、部屋番号を伝え、動けないので

部屋まで来て欲しいという旨を伝え、救急車到着を待つ。

 

 

「死にたくない!」

 

 

 

「今はまだ死にたくない!!」

 

 

 

 

死に対する恐怖ではなく、まだやりきっていない!

生ききってない後悔が生への執着心として溢れ出て来たのです。

 

 

 

 

10〜15分くらいで救急隊が到着!

 

立てないので、担架に乗せられ、救急車で病院へ運ばれました。

 

 

 

病院に到着し、上体を起こされた途端、意識が消えていく〜・・・

 

 

 

意識を失う瞬間、「イヤー」

 

と言って看護師さんに抱きついたところまでは覚えている。

 

 

 

意識が戻った時は、「よく寝たな〜」

 

と寝起きの感覚で意識のない自分の姿を眺めていました。

 

 

看護師さんたちがカテーテルやなんやかんやバタバタと

私を助けようとしていました。

 

 

 

「そっか、私意識失ったんだ。」

 

 

そう気づいた途端に肉体に意識が戻り、苦しい感覚が復活!

 

 

倒れている自分を見ていた時は寝起きのように気持ちよかったのに、

意識が戻った途端、苦しい。はあ〜・・・

 

 

点滴をして、しばらく出血が止まっていたので、様子を見ることになった。

 

 

しかし、止まったかと思えば、また出血したりで、

水分も食べ物も口に入れられず、寝たままで薄ら白い自分の存在は

周りの人たちとは違う世界にいるような感覚になっていく。

 

 

看護師さんたちがお世話をしてくれるけど、存在が遠く感じられる。

 

 

 

出血の原因はやっぱり不明で、数日間この状態で過ごし、

意識があるのに何もできない状態の苦しみを経験する!

 

 

 

なんとかして〜・・・と生への欲求を声に出し、

出血箇所を焼く手術をすることになった。

 

 

それでようやく出血が止まり、現実世界に戻ることができた。

 

 

 

東京に戻り、当時習っていたフラメンコの先生に話をしたら浄化してもいい?

と言われ、よくわからないまま浄化をしてもらった。

 

 

 

その日の夜、寝ていたら、背中からスーッと何かが出ていき目が覚めた。

 

 

何かを見たわけではない。

 

 

ただ感覚は鮮明に残っていた。

 

 

 

 

出血する前にやっていたお芝居での私の役は、

戦後、体を売っていたお菊ちゃんという女性。

 

 

それと出血が関係するかは分からない。

 

 

でも目に見えない存在の影響を受ける経験をしたことで、

私の生き方は変わった。

 

 

 

人間として生きていることは当たり前ではない。

 

 

 

どれだけの人と関わって生かされている命なのか!!

 

 

 

エゴだらけだった自分を振り返り、人の役に立つ生き方を

しなければ後悔する。

 

 

 

人間を知りたい!

 

 

 

人間のいのちの真実を知るために生まれて来たのに!

 

 

 

これを知らずに死ぬと後悔する!

 

 

 

臨死体験から今までもこれからも人を探求することが私の永遠の命の目的なのだ!

 

 

今日の夕方に見えた虹

 

全てが光り輝いている!素晴らしい!

 

 

 

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